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久し振りのくせに連続投下です。
最近のお仕事場所の近く、青山界隈にあるあのえらい高層マンションは絶対に響也さんが住んでいる!!と信じて疑いません。毎日毎日無駄にエントランス前を通ります。
もちろん入れませんが・・・しかしヴァレーサービスのあるマンションって・・・ホテルかよ!と。(エントランスで居住者の車の出し入れを代理で行う配車係みたいなもの)
いいなあ、こんな所に住んでみたいなーとは思いません。
ええ、そんな夢のような・・・だからせめて妄想です。
おどろきくんにはカードキーは渡しておいて、入ってきてもらうんだろうけど最初はきっとおどろきくんもフロントサービスがあるマンションに驚くんだろうなあ。。。
んで、おっかなびっくりトリプルロックを通って最上階近くにある響也さんの部屋に行くんだワ!
うう、やっぱり!描きたく・・・いや書きたくなってきました!

逆裁のキョオド小説・・・初のSSがキョオド。。。ずっと頭にあったので、思い切って書いてみました。でも日記に直書きなので読み辛さ倍増です。逆裁SSでもいいよー、と思われる方のみ↓下の「続きはこちら」からv
(あ、少しネタバレ含みます、ちょっとだけですが)




************************************************************


「な、なんなんですか、ここは!ホテルかと思いましたよ」
「ああ、ごめん面倒だったろ?でもだから言ったろ迎えに行くって。 それを断ったのは君なんだからね」
「・・・そりゃ・・・そうですけど」


確かにそうだった。
土武六氏が殺害され、容疑者となった娘の絵瀬まことを弁護する裁判は7年前の事件を再度明るみにし響也の実の兄であり法介の師でもある霧人の罪を完全に暴くこととなった。
そんな事件の後でも何かと検事と弁護士という立場を越えて、響也は法介に対し気さくに接することが多かった。
法介は最初は嫌がらせかと思った。誘われた食事の席では法曹界の行く末についてなど、当たり障りの無い会話をして気を遣いながら過ごしてもいた。
しばらくすると響也にそんな腹黒い芸当はできないと性格を把握するくらいには会う機会が増えてきた。
頭の隅では検事と弁護士であるという立場が完全に緊張感を無くすわけにはいかないと警告していたものの、その頃には当初の戸惑いは無くなり、もう少し男同士の会話を楽しめる時間を過ごすようにはなって来ていた。
ただ、さすがに法介のいる成歩堂なんでも事務所に「来てみたかったんだ」などとみぬきへの気遣いだろうケーキの箱を差し出されながら笑顔で言われた時には響也という人間が自分で理解できるようなキャラクターを越えているんだと自分の考えの甘さを知ったわけだが。

「ねぇおデコくん、たまには場所を変えてぼくの家で飲まない?」
「牙琉検事の家・・・ですか?はぁ・・・別にオレは構いませんけど」
「そう、じゃあ決まりだね、事務所まで迎えに行くからさ」
「・・・・いいですよ、別に子供じゃあるまいし同伴されないと家に着けないなんてことないでしょう」
「うーん でもほら、家にお招きするならエスコートが必要かなあなんて」
「ばっばかにしないで下さいよ!子供じゃなくて女子扱いですか!」
「おデコくん背丈は女の子くらいだもんね」
さらに怒り気味になった法介に響也は笑いながらじゃあ家で待ってるよ、と一枚のカードキーを渡した。
いくらオートロックのマンションでも下で呼べばいいだけだろうに、わざわざカードキーを渡してくる響也に法介は怪訝な顔を向ける。
「ぼくのマンションセキュリティ高くて有名なんだ。ほら、検事局きっての敏腕天才検事で人気ロックグループガリューウエーブのボーカルとなると住む所にこだわりをもたなくてはいけないんだよね」
なんてさらりと嫌味を言われても、元ボーカルだったね、とおどけられては法介も突っ込みようがなくなってそのまま会話を続けた。
「まあ、でもそうですねキーをお借りした方が楽は楽ですね」
オートロックマンションでインターホンを押して居住者と話すという行為をなんとなく法介は慣れることができなかったから、ありがたくそのままキーをポケットにしまった。
後で知ったことだが、そのカードキーも「ICカード」と呼ぶらしく普通のマンションのキーとまた異なる仕様のものだという。ICというだけにキーはキーでも無くせば再発行に数十万がかかるらしく無造作にポケットにしまった行為を思い出して後で法介は青ざめることとなった。

 そんな経緯があって法介は教えられた住所のマンションに到着したのだが、街中にありながらのその超高層マンションを思わず見上げ、エントランスにいる配車係のサービスマンを見て本当にここか?と響也に携帯で確認をしようかと思ったくらいだった。
以前牙琉法律事務所に居た頃、霧人に付き添って依頼人に会うためにいわゆる高級なホテルに赴くこともあったのだが、その頃からこういった場所や雰囲気には慣れなかった。事務所の応接間で充分なのに・・・いずれ弁護士として一人であの裁判所の弁護人席に立つようになる人間とは思えないことをぼやいていたこともあった。

そういったホテルでのフロントに向かう時の変な緊張感を感じながらも法介はマンションに入って行った。
なぜマンションにフロントがあるのか・・・
「いらっしゃいませ」ではなく「こんにちは」とコンシェルジュに挨拶を向けられ違和感を感じながらもあ、どうも・・・と慌てて挨拶を返す。
しまった、このカードキーの使い方が分からない!!
居住部分へと繋がるウィンドウの横の壁に取り付けられているキーを使うんだと分かるものの、差し込むような部分も無いただ黒く小さな盤面を見つめながら法介は冷や汗をかいた。
カードキーというからにはどうせどこかに差し込み口があるんだろうと高を括っていた。でもなんなんだ、この装置は。

普通ならば分からないことは分からないと開き直るタイプの法介だったが今日はちょっと違った。
響也のあの自信満々なスター気取りの笑顔が頭をよぎる。響也の家に向かうのに、こんなに緊張をしなくてはならないとは・・・腑に落ちない感が逆に変なプライドを刺激していた。
そうこう葛藤している法介の横にさっき挨拶したコンシェルジュの女性が近寄ってカードをかざすんですよ、とにっこり微笑んだ。ああ、頭によぎった響也の勝ち誇った笑顔とは比べ物にならない癒しの笑顔。
綺麗なお姉さんの笑顔の威力は違うなあ・・・とさっきまでの焦りも薄れエレベーターで教えられた階まであがる。
その後、エレベーターを降りたエントランスホールからさらに先に進むのにもICカードをかざした。
横目にカフェラウンジの入り口を眺め、長い廊下のガラス戸の向こうにスポーツクラブのようなマシンが並ぶ部屋を見てようやく響也の部屋番号に辿り着いた時に発した言葉が

「な、なんなんですか、ここは!」となった。




「だから言ったのに・・・」
「おデコくんこういう所って嫌いそうだもんね」
響也の発した言葉を聞いて、迎えに行こうかと言っていたのは響也なりの気遣いの言葉だったんだとなんとなく思うことができた。

「おデコくんメンドくさがりだから」
「・・・そりゃアンタでしょ」
半眼で法介は響也を睨んだ。






***********************************
と、いうことでした。みゃは☆(・・・すいませんm(__)m)
ほんとーに・・・逆裁をプレイされていない方には分からないことも多いだろうに、というか読んでくださる方はいるのかどうかも分かりませんが、かなり今キョオドにハマっております。。。
何か描こうにも描けない状態できっと鬱憤がたまっていたんですね。
満足ですまんぞく~
おそまつさまでした。
(誤字脱字、使い方が変だよ!という文章教えてもらえたら今後の勉強になります)

逆裁の公式サイトはこちらttp://www3.capcom.co.jp/saiban4/

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